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草間彌生展 at 国立新美術館

クーヤです。

実は、『草間彌生展 わが永遠の魂』 at 国立新美術館 & ミュシャ展 に行ってきたことを書こうと思ってたのですが、

なんと草間彌生展は22日に終わってしまったばかりでした。※ミュシャ展は6/5まで

 

開催中に感想を書かなかった私って、少々タイミング悪いなと感じる、というか最近、色々タイミング悪いかも?
すぐに行動に起こさなかったのが原因と思うけれど・・。

 

でも。タイミングが良い悪いって、何だろうね?

後々になって分かるから、本当に悪いのか判断できかねるよね(理屈っぽい?)

 

教訓「できることはすぐやる」

 

さて、今は亡き黒川紀章設計の国立新美術館はカッコイイのに暖かみもあって、特徴的。
外国の美術館もかっこいいけど、日本も負けていないなと思うくらい、素敵な建物が多いと思う。

 

黒川紀章と言ったら、中銀カプセルタワービル。
あの時代にあのデザインを思いついた事がまずすごいし、今でも十分前衛的、宇宙的・・?
たまたまネットで売りに出されているのを見たけど、他の物件より明らかに浮いている。

 


しかしなぜ、まだ売っているの?

 

老朽化(+アスベスト問題)のために取り壊すかって話をしているらしいが、色々あって取り壊しの予定がなくなり、

その後は取り壊し反対派もたくさんいる模様で進んでいないらしい。

 

でもなんだろう?跡地にマンションを建てる予定のゼネコンが倒産して取り壊しが中止になったとか、

何かの力(黒川氏の怨念?笑)を感じるんだけど・・?

きっとあれはなんだかんだで残すべきなんだろう。

 

話は逸れましたけどやっと本題。


草間彌生の展覧会、ニューヨークと東京、同時開催の大規模な個展という事で、絶対行かないと、って思っていたのです。

 


世界のオノヨーコの体調が良くないと聞くと、彌生さんも大丈夫かしら、ってな具合に

オノヨーコと草間彌生はセットで思い出す。(セットにしてゴメンナサイ)
どちらも世界的に有名な日本人女性芸術家で、単身渡米して、同じ80代だから共通点がある。
芸術家の現役は長いけど、人間の寿命はある程度決まっているので、本人が生きているうちに作品を見ておきたいと思う。

 

 

残した言葉も、作品も、本人が亡くなっても生き続けるけれど、それでも、「今もこの人は作品を生み出し続けている」って

作家の今後に期待しながら見るのと、そうでないのとでは気持ちがちょっと違う。
後者は、ちょっと寂しい気持ちも混じる。

 

テラスも水玉だった

 

草間彌生の制作の原型になっている水玉と原色の世界。
あれはLSDなどのケミカルドラッグをやった時に見える世界で、故に彼女はそれらをやっているらしいと、自称・草間彌生好きの友人から聞いた事があるけれど、ウソばっか信じないで調べてください、と言いたい(笑)

他の情報や彼女のインタビューなどを総合すると、お手軽な薬の効果ではなく、精神の病による幻覚の方が正しいだろう。


でもこうやって彼女の作品が世界中から愛される事になったのも、苦しい病から逃れるために絵を描くようにならなければ、成し得なかった事なんだろう。

 

試練?をプラスに変えるにはすごいパワーがいるけれど、

人生はいかようにもポジティブにかえる事が出来るんだと思わされるし

彼女はそれだけのパワーの持ち主なんだろうな・・

 

展覧会は、第一部と第二部にわかれていた。

意外だったのは、渡米直後の割と初期のころに描かれた作品。

 

http://kusama2017.jp/point/


真っ白な絵に水玉ではなく編模様だけど、ひかえめな印象。
日本の閉塞感から逃れるために渡米したらしいけれど、この頃は、まだ自分をうまく出せていないように見える。

作品だけ見ると現在のパワー全開の色使いの彼女の姿とはかけ離れているし、
むしろこの人は地味でおとなしい人なのかな?と思ってしまうようなテイストじゃないですかね。

 

しかし渡米10年後にはこうなっている

《自己消滅(網強迫シリーズ)》1966年頃 http://kusama2017.jp/point/


A・ウォーホルの展覧会もそうだったけれど、回顧展などの長く活躍しているアーティストの変遷を辿る事が出来る展覧会って、

やっぱりすごく面白いなと感じる。


有名な人がみんな元々自信満々だから有名になった、という訳でもなく、気が弱そうな人も多い。
前回の日記じゃないけれど、内向的だからここまで突き詰める事が出来るのかな?


みんな自信がないなりに、内側に向かって取り組んでいたのだろうか。周りの人にも助けられながら。

 

親友でもあるパートナー?が亡くなり、体調を崩していた彼女は日本に帰国。

この時彼女は40代前半。

 

Kusama's relationship with Joseph Cornell

よく見ると首絞めてんのね

 

親友兼パートナー?とは26歳年が離れていた訳で、先に旅立ってしまうのは仕方ないもんだけど、随分おじいちゃんですね。

二人は俗に言うような恋人ではなく、ソウルメイトみたいなものだったのかな。

この方もすごく変わり者の芸術家で、滅多に他人に心を開かなかったみたいですが、彌生さんには多くの愛の手紙を送ってよこしたらしいです。多い時は、1日17通とか、どこかに書いてありました。

 

草間彌生の執筆活動について、私はほとんど知らなかったのだけれど、多くの書籍も並べられていました。

日本に帰国後、小説も執筆していたんですね。

精神病院への入退院を繰り返していたらしいので、試練の真っ只中にいたのかなと想像する。
内向性人間の時代の話じゃないけれど、自伝・詩を書く行為自体、内に向かう香りがプンプン漂うから。

 

でも、40代で親友兼パートナー?を亡くして、精神のバランスも崩し、日本に戻ったらすぐに父親も亡くなって・・ってかなりキツそう。
人生の岐路に立たされ、これまでを振り返る・・この状況とかまさにそれじゃないかなと想像してしまう。

 

ようやく彼女が、世界中で評価されるようになったのは60代に入ってからなんですね。


だから結局、人生は大きいスケールで捉えないと分からないもんだなぁと思う。
うまくいかない時期を1点で捉えてしまうと「40代独身女性・精神科に入院している売れないアーティスト」ってなる。

何とも偏見を持たれやすい表現になってしまうね。
 

この話は長くなるので、また別で書く機会があれば、と思うけれど、アーティストに対して日本は少々厳しい。

そもそも日本という国がそうだから、世間の目もそんな感じになるのは仕方ないのかもしれん。
ヨーロッパ某国などと違い、国から生活の援助もないので、ますますアーティストが育ちにくくなっている。

(その分ヨーロッパ某国は、「自称アーティスト」?ってな人も多い。作品を作るペースなんてそれぞれだから何ともいえないけど)

 

彌生さんは「死に物狂いで戦ってきた」と語っていた。

 

 

 

私はこういうのが好きかも

 

彼女はスピリチュアルな人なのかな。

愛と平和、宇宙、生と死などの普遍的なもの、目に見えないものをテーマに描いているから。

目に見えないものを信じる事自体が、スピリチュアルだって思うんですよね。


しかし、パートナー?と父親を矢継ぎ早に亡くしてから、復活するまでにかなりの時間がかかっているから、

順調な人生ではないですよね。

でも、うまくいかない時期の過ごし方って、重要なんだなと思いました。

 

うまくいかない時期はおそらく誰にでも訪れるけれど、

それは逆に、もっと大きな幸せへの切符なのかなって私は思います。

大きく花開く人は、必ずと言っていいほど、不遇の時期を過ごしている。

あるいはハンデという形で、一生つきまとう不幸を持っているのかもしれない。

彼女も、もちろんその一人。

イージーに生きているだけでは気づけない事は、たくさんあると思うし、感謝する気持ちも薄まってしまう気がする。

人としての厚みは、様々な経験をする事でしか増やせない・・・。

 

 

その後、ブルーボトルコーヒーを見つけたので、雨宿りも兼ねて初めてこちらでコーヒーを飲んだのですが、

ハンドドリップの濃さにやられてしまいました。
可愛いしおしゃれ風なので、グッズは欲しいですけど、ここのコーヒーは胃にクルかも。

 

しかしずっと雨だったな。

 

余談ですが翌日、映画「君の名は。」 を観に行ったら

国立新美術館が出てて、「昨日行った場所だ!」って思いました。

滝と奥寺先輩がデートしてたとこね。

 

http://eiga.com/movie/83796/

 

この曲線のデザインはやっぱり特徴的。

 

 

創作とはいえ、東京の高校生はこんなおしゃれな美術館でデートですか。ああ羨ましい。

っていうシチュエーションですよね。
しかし、やっぱ黒川さんすごいですねー(笑)

 

ではまたね。

 

クーヤ


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